実家の両親が亡くなり、誰も住む人が居なくなった場合や、高齢になって子供の近くに住んだり、施設や病院に入る場合は、実家を整理して引き払うことになると思いますが、この時に実家を売却したり処分したりすることを「実家じまい」と言います。
実家じまいを決意し、いざ実家を売却することになってもすぐに売れないのが不動産です。
もし、実家じまいの予定があるのなら、早めに行動することが大切です。
実家じまいは大変?
実家じまいは引っ越しとは違い、実家の荷物をそのまま別の場所へ移動させることができないため、大幅な荷物整理、もしくは処分が必要になります。
また、家の荷物を片付けたとしても、その後の家や土地の売却で苦戦することが多く、実家が売れずに困っている方も少なくありません。
あるアンケート調査によると、実際に実家じまいを経験したことがある9割以上の方が「実家じまいはとても大変と感じた」という結果が出ています。
自分が育ってきた家、両親や祖父母が暮らしてきた家を自らの手で売却、処分することになる実家じまいは、実作業に疲れてしまうことはもちろん、精神的にも重い決断になる事になります。
そんな大きな決断になる実家じまいですが、決断するきっかけは人それぞれです。
実家じまいのきっかけ
実家じまいのきっかけは人それぞれですが、ほとんどの方が以下のような理由で実家じまいを決断しています。
①住む人が居なくなった
実家じまいのきっかけとなる最も大きな理由の一つが「住む人が居なくなった」です。
約6割の人が実家に誰も住まなくなったことをきっかけに実家じまいを決断しています。
両親が亡くなり誰も住まなくなった家は、所有しているだけでも相当な維持費が必要になるため、売却する人がほとんどです。
他にも両親が施設に入ったり、病院に入ったことをきっかけに実家じまいを決断する人も多くなります。
②実家を維持管理できなくなった
不動産は所有しているだけで維持管理が必要ですし、それなりの費用がかかります。
そのため、実家を維持管理できなくなった場合も実家じまいのきっかけの一つになります。
例えば、家屋や庭の維持管理が難しくなった場合や、家のメンテナンスが困難になった場合などです。
また、実家から離れて暮らしている場合などは実家に通って維持管理するのは現実的に考えて難しくなる場合が多いようです。
それに誰も住まなくなった家は傷みが早いため、修復などにそれなりの費用もかかってしまいます。
築年数が古い家で倒壊の恐れがある場合などは、近隣に迷惑をかけてしまう恐れもあるため注意が必要です。
また、実家の維持管理を行うためにはそれなりの費用が必要になるため、売却を決断する人が多くなります。
たとえ空き家であっても、不動産を維持し続ける限りは毎年「固定資産税」が必要になります。
他にも実家の維持管理のために通う交通費や、生い茂った草木を伐採するための費用など、目に見えないお金がかなり必要になります。
維持管理費の支払いが高額で、支払いが苦しく感じるようになって実家を売却したという人も少なくありません。
③子供と同居
高齢になり、自分たちだけでは生活ができなくなったことをきっかけに、子供と同居する方も少なくありません。
このようなケースでは、実家が空き家状態になってしまうので、維持管理費のことを考えて、売却して実家じまいをする人も多くなります。
子供と同居以外にも施設や病院に入った場合も実家じまいのきっかけとなるようです。
誰も住まない実家は売却しよう!
もし、実家に誰も住まないなら、実家じまいを考えているなら、今売却したらどれぐらいの価格なのか調べておくようにしましょう。
不動産は売りたくてもすぐに売れませんので、少しでも売却の予定があるなら早めの行動が大切になります。
弊社は、岸和田市・和泉市・貝塚市・泉佐野市など、南大阪を中心に不動産の買取を行っています。
もちろん不動産をお預かりしての仲介も行っておりますので、実家を売却したいという方はお気軽にご相談ください。
お客様の個人情報の漏洩を防ぐために、このページの情報は暗号化されSSLモードで送信されます。
ご入力いただきました個人情報は、プライバシーポリシーに従って取り扱われます。
プライバシーポリシーに同意した上で、「送信」を押してください。
弊社の査定額にご納得いただけない場合はお断りいただいても大丈夫です。
まずはお気軽にご相談ください。